<さい帯血バンク>各地から窮状訴える声 国に支援要請へ(毎日新聞)

 白血病などの移植治療に使うため、新生児のへその緒から採取したさい帯血を管理する「日本さい帯血バンクネットワーク」(会長、中林正雄・愛育病院長)の通常総会が27日、東京都内で開かれた。各地のバンクから資金不足を訴える声が相次ぎ、診療報酬の増額など支援を国に働きかける方針を決めた。

 ネットワークは全国11の公的バンクを統括している。事務局によると、さい帯血中の造血幹細胞を適合する患者に移植するには、検査も含め1件あたり約200万円かかるが、現行制度では診療報酬が約17万円しか支払われない。国の補助金を含めても運営は苦しく、「宮城さい帯血バンク」は11年度の事業継続が困難視されている。

 総会では同バンクが「運営が可能な来年度中に将来の事業形態を検討したい」と報告。他バンクの担当者からは「どこも赤字なのが実態」などの意見が出された。中林会長は「費用に見合う収入がなければ運営できない。移植費用を診療報酬でまかなえるようにするなど、国に改善を訴えたい」と話した。【江口一】

【関連ニュース】
さい帯血バンク:宮城のNPO法人が経営危機
歯周病:骨髄液から歯ぐきを再生し治療 広島大で成功
生体肝移植:切り取る肝臓を小さくできる手術法を開発
さい帯血バンク
幹細胞による再生医療

高松塚劣化「組織的な不作為」が要因 検討会報告書が指摘(産経新聞)
桜と笑顔ほころぶ巣立ちの季節(読売新聞)
呼吸ケアチームの認定看護師、「集中ケア」分野など想定(医療介護CBニュース)
<茨城遺棄>遺体の身元判明 油で焼かれ切断(毎日新聞)
【新・関西笑談】「経済」を語ろう。(1)俳優・國村隼さん(産経新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。